コミュニケーションの型
第27号
人は一人では生きていくことができない。
よって良き人生を過ごして行きたいのであれば、
人間関係(=コミュニケーション能力)は超重要な要素となります。
世の中には、
コミュニケーションの得手な方、不得手な方がお見えになり、
大まかには、
①元々得意でなく、現在も不得手でコミュニケーションを避け続けている方
②元々得意でなく、現在も得意ではないが、克服のため努力を続けている方
③元々得意ではなかったが後天的に習得することができた方
④生まれつき得意な方(先天的に備わっている)
の状態に分けられると思っており、
その状態は、
下記パターンに言い換えることができると思います。
①は無意識的無能状態
②は意識的無能状態
③は意識的有能状態
④は無意識的有能状態
コミュニケーションレベルを今よりも高めたいと思うのであれば、
(コミュニケーションに関わらず、全ての物事に共通すること)
各段階で行うことが異なってきます。
①無意識的無能状態
まず、その重要性に気づくことから。
その重要性に気づき、必要性が理解できたのであれば、
そのままにしておいた場合、自分の未来はどうなってしまうのかを想像してみる。
②意識的無能状態
その重要性、必要性に気づき、習得したいのだけど、できない状態。
できるためにはどうしたら良いのか、一生懸命考え続ける。
出来ている人を観察する。
本等を読み、自分に使えそうなパターンをピックアップする。
そしてそれを実践する。上手く行かない。再度微調整して実践する。
そのサイクルを繰り返す。
③意識的有能状態
意識していればできる状態。
更なる定着を目指し、何度も繰り返す(量稽古)。
繰り返しながらも質の向上と、その次の段階(身体知化)を目指す。
④無意識的有能状態
無意識でもできる状態なので、意識する必要がない。
この状態になれば自分の脳内メモリを使わずとも体現可能なため、
空いた脳内メモリを他に使うことができる。
最終的にはこの状態を目指す。
しかし、さらに深く掘り下げていくと、
何もわかっていなかった自分に気づかされ、
また①→②→③→④のループを繰り返すこととなる。
コミュニケーションの型
・よいセルフイメージを持つ(相手と仲良くなっているイメージ)
・笑顔
・傾聴する(聴く、話すの比率は7対3)
・ペーシング&リーディング
・うなずく(体全体で聴く)
・質問する(事前に準備しておく)
・メモする
・その他
コミュニケーションに苦手意識があり、
その重要性に気付いた方は放置せず、
後天的に身に付けることができることなので、
是非意識して取り組んでみてください。