究極の逆算思考とは、◯◯◯を思い描くことから

第33号

 

 

世界レベルで

king of 自己啓発書とも言われる「7つの習慣」の一節に

 

“終わりを思い描くことから始める”

 

というパートがある。

 

 

目標を立て、

目標に邁進することは逆算思考ということができるが、

 

“終わりを思い描くことから始める”

 

は究極の逆算思考である。

 

 

本文によると、

“終わりを思い描くことから始める” とは、

 

後に自分が死んだ時、自分の葬式で、

どんな方に参列されていて

どんな言葉を語ってほしいかを思い浮かべ、

それを明確にするため紙に書き出し、

 

今後は、

葬式の際にかけてもらいたい言葉を頂戴できるための、

言動、ふるまい、態度をとることで、

後悔しない生き方を過ごせるるのではないかというもの。

 

 

自分が生まれてきた理由は、最後死ぬ時に

(できるだけ多くの方々から)自分がいただきたい言葉をいただくため、

と言ってもいいのかもしれない。

 

 

終わりを思い描くことから始める = 人生の最後に達成していたい目標を立てる

 

と置き換えることもできる。

 

 

目標でも

・短期目標(数ヶ月単位)

・中期目標(半年〜5年以内)

・長期目標(5年〜10年、20年、30年)

に分けることができるが、

 

自分の最後にかけられたい言葉を思い描くということなので、

長期目標のさらに上に位置する、目標ということができる。

 

 

 

 

人間はいつか必ず死ぬ、

自分は自分の最後のお別れの際、どういう言葉をもらいたいのか?

あらためて考えてみる。

 

・かっこいいい車に乗っていた

・豪邸に住んでいた

・出世した

・有名人であった

・芸能人の友達がたくさんいた

・お金をたくさん持っていた

・異性にモテた

・誰かとの競争に打ち勝ち続けた

 

とかではないはずだ。

 

 

私が最後にかけてもらいたい言葉は、

 

・周囲を助ける人だった

・頼りがいある人だった

・いつも自責思考で生きる人だった

・元気をもらった

・勇気をもらった

・生き方を学ばせてもらった

・正しい道を教えてもらった

・常に前向き思考であった

・いつも場を和ませる人だった

等々

 

そんな言葉である。

 

ではそんな言葉をいただこうと思った場合に、

今の言動や態度、姿勢、目標で果たしてそれを達成できるであろうか?

 

人生の最後に上記言葉をいただくためには、

少なからず、これからの言動や態度、姿勢、目標を修正する必要がある。

 

人生最後の目標をまず定め、

長期目標

 ↓

中期目標

 ↓

短期目標

 

と逆算し、

自分の人生を組み立てていくことで、

最後にいただきたい言葉を

いただくべくしていただくことができるのであろう。

 

 

自分の最後にいただきたい言葉を、

出来るだけ多くの方からもらえるよう

またそこに可能な限り直線で向かえるよう

定期的に修正、更新していきたいとあらためて思ったのである。