稼ぎ力、利益追求へ執念を燃やすべし

第35号

 

 

『利益追求への挑戦』

 

弁護士先生の勉強会の際の利益追求に関するご教示について、

資料一部抜粋の上、ご紹介させていただきます。

 

 

(ここから)

 

“利益追求に執念を燃やすべし”

 

働くことに真剣であれということは、

まず地道な商売を通じて利益をあげることを目標としなければならない

ということである。

 

なぜならば、利益をあげてこそ企業の存在が

社会的に認知されることになるからである。

そのことは、社員の働き甲斐、生き甲斐につながることになる。

赤字続きで明日のことを明るい気持ちで人に語ることのできない企業において、

どうして社員が生き甲斐や働き甲斐を得ることができようか

 

損失を計上し続けていては、企業の社会的存在意義はなくなる。

それでは社員の毎日の労働はいわば徒労に終り、

残るのは疲労と不満ということにもなるのである。

 

利益追求は元々私欲に端を発しながら、ここにおいてその域を超え、

利益追求を通じて社会との関連、連帯を実現し、

人間性を顕現させるという大義を実現しているのである。

 

企業経営において、

実業を通じて利益を実現することは経営者の最大の責務であり、

名誉と心得なければならない。

 

(ここまで)

 

 

これは、ある企業への諫言でありますが、

企業は個人に置き換えることができるし、

また企業を家庭に置き換えたならば、

経営者は主人、社員は妻、子供に置き換えることもできる。

 

利益の反対語は “損失”

黒字の反対語は “赤字”

資産の反対語は “負債”

貯金の反対語は “借金”

 

 

右側の状態は周囲に迷惑をかけていると言える。

 

よって、

企業でも、経営者でも、社員でも、

家族でも、主人でも、個人でも、

決して、右側の状態であってはいけないのである。

 

 

左側のポジションに居続けることで、

 

・物心ともに余裕を持つことができ

・人の役に立つことができ

・社会貢献することができる

 

状態となる。

 

 

人として、この世に生をうけた以上、

周囲に迷惑や心配をかける側の人間であるより、

人を助けられる側の人間でありたいと思う。

 

後者でありたいなら、

公私において、まずは自分がしっかり結果を残すこと。

 

結果を残すとは、

利益(収入ー支出の差額)を残すこと。

 

今後、より一層、

利益追求に執念を燃やす!

のである。