学びの歩留まり率を高めるには
第25号
効率よく学ぶためには「予習」、
その学びの歩留まり率を少しでも高めるためには「復習」が必須です。
せっかくのインプットも、
この「予習」「復習」がなければ、
その時いい話しを聞いただけの、
単なる自己満足に終わる可能性が高いのです。
放置され続けたその学びは、
後日、再び目の前に現れ、
学び直すはめとなり、
その際も、本気で定着させる意識がなければ、
結果、定着しないため、
“時間の浪費→自尊心の毀損”
という悪循環を繰り返すことになるのです。
・「予習」
・「学び」
・「復習」
の3つを1セットとして定着(習慣化)させるため
まずは、
学びの前後の「予習」「復習」時間を
天引きする必要があります。
とはいえ、
あらたに時間を確保することは
容易なことではありません。
効率の良い時間確保、定着方法については、
自分にフィットするやり方を
試行錯誤しながらも探し当てる必要があります。
①無意識的無能(意識してないのでできない)
↓
②意識的無能(意識してもできない)
↓
②意識的無能(意識してもできない)
↓
②意識的無能(意識してもできない)
↓
③意識的有能(意識したらできる)
↓
②意識的無能(意識してもできない)
↓
③意識的有能(意識したらできる)
↓
②意識的無能(意識してもできない)
↓
③意識的有能(意識したらできる)
↓
最終的に、
④無意識的有能(意識してなくてもできる)
今更ながら「学び」は、
「予習」「復習」が常に1セットであることを再認識する。
成果をあげるものは時間からスタートする
(P・F・ドラッカー)
その実現のため、
まずは時間を天引き(確保)する。
そして、少しずつでも実践に移していきながら、
「学び」の歩留まり率を高めていくのである。