第5号 仕事からスタートしない、時間からスタートする

第5号

 

マネジメントの父、ドラッカーの名言に、

『仕事からスタートしない、時間からスタートする』

という一節がある。

 

時間は誰にとっても有限なので、

タイムマネジメントスキルを向上させることは超重要。

 

時間術の本が多数出版されている中、

2年前に読んだ、

仕事を高速化する「時間割」の作り方(平野友朗著)

を再読してみました。

 

 

 

あらためて読み直し、

気になったフレーズは以下

 

 

(ここから)

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職場で仕事中、スマホを視界に入れない。(集中力を欠くため)

・長時間集中することは大変、1時間1セットで考える。(50分間集中、10分間休憩)

1時間でタイマーをかける。(ダラダラ作業をしない)

・目の前に書類を置いておかない、減らす。

デスクトップにファイルをおかない。(その人の頭の中を反映している)

・時間は有限なので、出来るだけ迷わないように工夫する。

・迷う回数を1回でも減らす。(=効率アップに繋がる)

即断即決の癖をつけて、自分の時間を増やす。

・何を自分で決め、何を人に委ねるべきか決めておく。

何を自分でやって、何を人に委ねるべきか決めておく。

・仕事の成果は時間に比例しない。

・やるか、やらないか「やると決めたらやる」「やらないと決めたらやらない」

 この潔さが大事

やると決めたのにできなければ、それがストレスになるし、周囲の信頼も失う。

 だから、やると決めた事は、必ずやり遂げる。

・やらないところには意識を向けない。やるべき事に集中する。

仕事の評価は「期限」と「質」で決まる。

過剰品質は自己満足

・質と投下時間はトレードオフの関係。80点でいいのに100点を目指さない。

期限を超えたものがたくさんあると、「気になる」のでストレスとなり、

 いつでも時間に追われている感覚になる。

・期限を守らないと、無駄な行動(謝罪、各方面への説明、スケジュール調整)が

 必要になる。

期限ギリギリにならないよう前倒しする。

期限がないものは仕事ではない。本当に実現したければ期限を切る。

・期限は「死線(Dead Line)」と心得よ。

賞賛ライン(自分の中で前倒しした期限)で仕事をする。

・仕事の時間は長ければいいというわけではない。

・密度高くして、定時になったらさっさと帰るべき。

・弛緩を大事にする。緩める時間をもたないとストレスが溜まって

 パフォーマンスが落ちる。

社会に出て時間管理に苦しむのは、時間割がないから。

全てを自分の裁量で決める。それは自由であり、自由ゆえの苦しみでもある。

自分とのアポをカレンダーに入れる。(ブログを書く、ウェブサイトを修正する、

 経営について考える、仕事の本を読む、移動する、ホテルに宿泊する等)

・自分の全ての行動予定をカレンダーに書き込むと、使える時間が明確になる。

予定が決まったら取るべき行動が決まるので、それを全てカレンダーに書き込んで

 自分に指示を出す。カレンダーは自分の秘書のようなもの。

・繰り返しのタスク(月、週、日)を埋める

・「大きなタスク」→「小さなタスク」の順で予定を埋める。

・習慣化できるまではチェクリストは必要。

1日30%(約2時間)は空けておく。

人が関わるものを先に行う。

・波に乗れる時間帯を知る。時間帯によっては集中力と効率が変わる。

・自分の「勝ちパターン」を見極める。

・パフォーマンスが落ちたと思ったら、まずは休憩。

・集中力がなくなると、生産性が低くなる。

・隙間時間にやることを決める。

毎朝5分で時間割をチェック、完成させる。

・退社時間を宣言する。

時給思考で基準を作る。◯万円÷22日÷8時間×倍(社保料等)

・投下した時間の長さで評価されるのではなく、成果で評価されるべき。

・メールに時間をかけるな。

・メール処理の時間を把握する。

過剰品質なメールを書かない。

・メール1通に15分以上かけるなら、もうそれは仕事とは呼べない。

 

まとめ

重要なのは生産性を高め、少ない投下時間で最大限の利益をあげられるように

 すること。

・しっかり働き、自分のための時間をたくさん作り、有効に活用する。

 「効率的に働き、とっとと帰る」

・現在は過去の積み重ね。

毎日0.1%の成長(1000分の1の変化)を1年続けると1.4倍、10年続けると38.4倍。

行動を変えないと未来は変わらない。

 

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(ここまで)

 

 

今後取り入れたい箇所は青文字で、

大いに取り入れたい箇所は赤文字にて区別してみました。

 

 

 

そして以下項目を早速試してみたところ、

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・自分とのアポをカレンダーに入れる。(ブログを書く、ウェブサイトを修正する、

 経営について考える、仕事の本を読む、移動する、ホテルに宿泊する等)

   ↓

・自分の全ての行動予定をカレンダーに書き込むと、使える時間が明確になる。

   ↓

・予定が決まったら取るべき行動が決まるので、それを全てカレンダーに書き込んで

 自分に指示を出す。カレンダーは自分の秘書のようなもの。 

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その通り、使える時間(予定が入っていない残り時間)が明確になり、

事前に予定の埋まったカレンダーは自分の秘書のようなものとなりました。

 

これまで他人が関わるアポや大きな単位でのアポは事前に埋めていましたが、

移動時間は未記入、自分との約束(第二領域)は事後記入でした。

 

 

この手順では、

第二領域(重要ではあるが緊急ではないが故)になかなか着手ができません。

 

 

なるほど、

空いている時間帯にやりたかったけどやれていないこと(第二領域)を埋めて行けば、

時間割通りに進行していけば、着手まで行き着きそうです。

 

タイムマネジメントの探究、まだまだ始まったばかり。

改善の余地が多々あり、今後が楽しみです♪